2021年7月24日土曜日

地味な開会式だったね 

 オリンピックとパラリンピックの開会式・閉会式に共通するコンセプトは”「Moving Forward」で、「前を向いて生きるエネルギー」という意味が込められ、さらにオリンピックの開会式では「United by Emotion」”(意味は、感動で、私たちは一つになる)というテーマ

コロナ過でまた開幕前のバタバタで期待はしていなかったが、予想以上に地味でビックリした。入場行進で日本を代表するゲーム音楽が使われたのは良かった。

この方は開会式で一番注目を浴びた
(カザフスタンの旗手陸上の女子三段跳びロンドン五輪金メダリスト、オルガ・リパコワさん)

個人的には MISIAの国歌斉唱がハイライトだった。


各パフォーマンス部分は何か統一性がなく、ワクワクした高揚感は全くなく盛り上がりに欠けて、日本が世界に伝えるメッセージとしては何も発信されていなかったような気がする。

ドローンのパフォーマンスも米Intelの「Shooting Star」システムを使って表現されていて日本独自の発信ではない。唯一ピクトグラムを表現するパフォーマンスはなかなか面白いと思ったが、テレビ向けという小さな画面で映えるものでかなり地味だった。(もし観客を入れていたら会場内の人は???という感じだっただろう)

今回の4式典は電通が165億で受託しているが、1/4として40億、その半分もかかっていないだろう。

追記:たけしとデーブが開会式酷評していたけれど、電通が絡むと何も言えないテレビ局は残念でしかたがない。放映権をちらつかされてもしっかり意見をしなくては視聴者にそっぽを向かれる。日本のこの業界のヤバさは心配になる。