2016年8月25日木曜日

W杯ロシア2018 アジア予選がいよいよ始まる ちょっと心配

 オリンピックの予選敗退は痛かった。すべては初戦のナイジェリア戦の5失点というとんでもない醜態だった。親善試合のブラジル戦から相手をリスペクトしすぎたことに原因がる。コロンビア戦からシステムをもどして前からプレッシャーをかけて日本らしさをとりもどしたが、それも時遅しでした。手倉森監督の痛恨の采配ミスした。


9月1日(木)からいよいよアジア予選が始まります。今日メンバーの発表がありました。
◆日本代表メンバー
 ▽GK
 西川周作(30)・東口順昭(30)・林彰洋(29)
 ▽DF
 太田宏介(29)・森重真人(29)・長友佑都(29)
 槙野智章(29)・吉田麻也(28)・酒井宏樹(26)
 酒井高徳(25)・昌子源(23)
 ▽MF
 長谷部誠(32)・柏木陽介(28)・香川真司(27)
 清武弘嗣(26)・山口蛍(25)・大島僚太(23)
 ▽FW
 岡崎慎司(30)・本田圭佑(30)・小林悠(28)
 宇佐美貴史(24)・原口元気(25)・武藤嘉紀(24)
 浅野拓磨(21)
 ちょっとレギュラーメンバーの年齢が高いのが気になります。リオ五輪のメンバーから大島と浅野だけというのが淋しい。遠藤航あたりが入ってもよさそうなのに....。

 来年の9月5日までの長丁場なので、若いメンバーを呼んでほしい。五輪世代は海外経験のある選手があまりにも少ないし、それだけユース、ジュニアユース年代に力を入れてこなかった協会のあり方に問題がある。いつも思うが選手はプロなのに協会はいつまでたってもアマチュア。古河・三菱体制からいつになったら抜け出せるのだろうか?宮本恒靖氏に期待したいが、存在感が薄い。

組み分け

(頭の数字は8月のFIFAランキング・2次のグループと勝敗とゴール数)
GROUP-A
 39 イラン                 2次 D W6D2L0 G26
 48 韓国                    2次 G W7D0L0 G24
 55 ウズベキスタン     2次 H W7D0L1 G20
 78 中国                    2次 C W5D2L1 G27
 80 カタール              2次 C W7D0L1 G29
105 シリア                2次 E W6D0L2 G26
GROUP-B
 57 オーストラリア     2次 B W7D0L1 G29
 49 日本                    2次 E W7D1L0 G27
 61 サウジアラビア     2次 A W6D2L0 G28
 74 UAE                 2次 A W5D2L1 G25
113 イラク                2次 F W3D3L0 G13
120 タイ                   2次 F W4D2L0 G14
 日本はポット2だったけれど、抽選前はポット3になる可能性があった。とにかくイラン・韓国と同じ組にならなかったのはラッキーだったかもしれない。ウズベキスタンも親善試合では圧勝したけれど、ちょっと嫌な対戦相手だった。

日程

(日本戦はBS1とテレビ朝日系列で放送)
2016/09/01 オーストラリア - イラク:日本 - UAE:サウジアラビア - タイ
2016/09/06 イラク - サウジアラビア:タイ - 日本:UAE - オーストラリア
2016/10/06  サウジアラビア - オーストラリア:UAE - タイ:日本 - イラク
2016/10/11 イラク - タイ:サウジアラビア - UAE:オーストラリア - 日本
2016/11/15 UAE - イラク:タイ - オーストラリア:日本 - サウジアラビア
2017/03/23 イラク - オーストラリア:UAE - 日本:タイ - サウジアラビア
2017/03/28 サウジアラビア - イラク:日本 - タイ:オーストラリア - UAE
2017/06/08 オーストラリア - サウジアラビア:
※オーストラリアが2017年コンフェデレーションズカップ出場のため6月8日に試合。
2017/06/13 タイ - UAE:イラク - 日本
2017/08/31 タイ - イラク:UAE - サウジアラビア:日本 - オーストラリア
2017/09/05 イラク - UAE:オーストラリア - タイ:サウジアラビア - 日本

 最大のライバルはオーストラリアだけれど、五輪でのイラクの堅守は手ごわい。10/11のオーストラリア戦までは負けはもちろん1つの引き分けもゆるされない。移動距離も中東の国が3つあるのは厳しい。中東の国が星を潰しあってくれると助かる。来年の8/31のオーストラリア戦が一番のターゲットになりそう。

 最終予選で突破をきめてほしいが、そのあとの日程は
アジアプレーオフ 2017/10/5・10/10
大陸間プレーオフ(中南米カリブ海)2017/11/6-11/14

 オリンピックの熱狂冷めやらぬこの時だけれど、一気にワールドカップモードに気持ちを切り替える必要がある。 まずは昨年のアジア選手権でPK負けした9/1のUAE戦に集中。埼玉スタジアムにGO!!

2016年8月23日火曜日

リオ五輪閉会式 「TOKYOショー」 が素晴らしかった


 安倍首相のMARIO(PrimeMinistar Abe Shinzo in RIO)が話題をさらった感じになっていたけれど、日本の多くのクリエーターが携わって作られたショーで、とても洗練されていてよかった。総合演出は椎名林檎さんらしいのですが、Perfumeチーム(MIKIKO,Rhizomatiks,中田ヤスタカ)の要MIKIKO氏の演出がメインでしたね。

 まずはジャズトランペッターの三宅純さんが編曲した「君が代」が、雅楽の演奏を想像させたし、歌い方も姫神っぽくて厳粛な感じでよかった。徐々に日の丸になっていく演出も素晴らしい。

  プレゼンテーションの映像に、北島康介や高橋尚子ら日本を代表するオリンピック選手にキャプテン翼やハローキティ、ドラえもんなど日本の象徴的存在と名を連ねアヤバンビ(AyaBambi)も登場(全然知らなかったけれどかっこよかった)。 また、1964年の東京オリンピックのオマージュありで細部に気を配られていてよかった。(クリエーティブディレクターの佐々木宏氏や菅野薫氏など)


  AR(拡張現実)を使ったライゾマティクスの技術も凄い。あんなに大きい空間を使ってやったのをはじめて見た。 ライゾマの技術は凄すぎて理解できないこともあるけれど、今回の映像は半端ない。きっと真鍋大度氏は4年後にむけてもっと凄いことを考えているんでしょうね。期待してしまう。

 また、MIKIKO氏率いるダンスカンパニー「ELEVENPLAY」や青森大学男子新体操部のパフォーマンスも少数精鋭で無駄がないし、光のフレームを上手く使ったショーは光と音の演出を得意とするPerfumeチームの良さが全面にでていて素晴らしかった。

 今回BGMとして流れた音楽は、椎名さん作曲の「ちちんぷいぷい」「望遠鏡の外の景色」や、中田ヤスタカさんの「1620」、ピアニストH ZETT Mさん作曲の「Neo Japanesque」などで、現代の東京を表していてセンスの良さを感じた。

 ネットでは、AKBやジャニーズやEXILEが出なくてよかったという声が多かったけれど、4年後はどうなることやら? あまりごり押しすると世界中からバッシングされるから自重してほしいものですね。

 

2016年8月8日月曜日

五輪 日本2-2コロンビア 決勝トーナメントに首の皮1枚残した


 ナイジェリア戦から中2日、ナイジェリア戦では引いてしまってボールの獲りどころがなくて、ズルズルやられる場面が多かった。 今日は井手口、遠藤のWボランチと前線のプレスバックでボールの獲りどころがしっかりしていて、日本が比較的上手くゲームを進めることができた。 気になったの室屋と矢島の連係でナイジェリア戦同様前半はミスがあって嫌な感じだった。 コロンビアは個々の力はあるが、チームとしてそれほど機能していない。 
 後半も日本ペースと思ったが、59分コロンビアのパスにアタックをかけた井手口がかわされそこを突かれてれて失点してしまう。 
グティエレスのシュートはDF植田に当りコースが変わり失点0-1
65分再び中央から左を崩されGKが弾いたボールを藤春がOGしてしまう。0-2
藤春はリスクを冒して何度も攻撃参加していたので、頭の処理が上手くいかないほど疲れていたのだろう。もったいなかった。
 67分後半途中投入の大島から南野への縦パス、それをワントラップでDFの裏に通して浅野がゴールを決め1-2。

この細かさは日本のストロングポイント、屈強なスウェーデンに通じるか?

74分中島の中央にボールを持ち出してのループシュートが決まる2-2。
これは鳥肌ものプレイだった。

2-2になってもっと攻めたいところだったが、疲れている藤春に替え亀川を投入した時点でいけいけになっているところにブレーキをかけた。判断としては正しいのだが、FWに鈴木を入れて一気に突き放したかった。
とりあえず首の皮1枚のこったのだけれど、日本が勝ったとしてもナイジェリアvsコロンビアの試合の結果に左右される。ナイジェリアは1位通過が決まっているから、選手を入れ替えて戦うだろう。そう思うとかなり厳しい。

 中2日の日程ということもあって、主審のファウルの判断が厳しい。しかも、主審によってその基準がかなりばらつきがあるから、試合をしてみないとどれがセーフでどれがアウトかちょっと難しい。 とにかく選手の登録人数もすくないから、できるだけ怪我人をださないというのが、FIFAの意向のように感じる。 そういう意味では屈強なスウェーデンに対してファウルを日本はもらいやすい。 ただ、セットプレーから点が獲れていないし、CKのトリックプレーも今日は相手を崩せなかったので、そこが課題。

 他のグループを見ると、イラクはブラジルに20本のシュートを打たれながらも0-0の引き分けに持ち込んでいる。 W杯予選で同じ組で戦うのでイラクは脅威(10/6日本のホーム)。 ブラジルはデンマークに絶対に勝たなくてはいけない。

同じアジア勢では韓国がC組1位なのだが、メキシコに引き分け以上はそんなに簡単ではない。 ドイツがフィジー相手に何点とるかも注目される。

2016年8月7日日曜日

Rock in Japan に行ってきました。 とにかく暑いし、熱かった。

  

昨年のメトロック以来のフェス参加(RIJは初参戦)。 みなさん開門前から並ばれた方も多かったようですが、私としては無理をしない程度に7時に横浜を出発して水戸で降りて待ち時間10分ほどでシャトルバスに乗りました。 バスはぴったり40分間で到着。バス待ちで思ったのですが、とにかく客が若い(10才代から30歳代までという感じ)。自分より年上の人がいないので、少々場違いなのか心配になる。2人ほど黒のベビメタTを着ている人を見かけたが、彼らも40才代だろうかちょっと浮いている感じに見えた。それでも私よりずっと若い。
 クロークに荷物を預けてそのままGreenStageへ、11:00くらいに到着。すでにグッズのTシャツとタオルは売り切れ。10-FEETの終演待ちで下手に待機。けっこうな観客でどこまでステージに近づけるかちょっと不安になった。
 客の入れ替わりを狙ってひたすら上手の前方に向って一直線。さすがに柵の前のくぼみは人が一杯で入り込む余地はなし、それでもお立ち台がしっかり見えてサークルに巻き込まれないやや下手の位置を確保。 前は親父たちが柵にしがみついていてなんか同類がいると安心する。 夏フェスはとにかく暑いので、ベビメタの黒Tは着る気がしない。周りは黒Tだらけで少し後ろにいたRIJのTシャツを着た女性達も「おじさん達熱中症大丈夫かしら、しかも黒Tで暑くないのかしら」という声も聞こえて思わず苦笑してしまった。 
 いよいよBMDで3人が登場。後ろにいた初見らしき女性たちから「かわいい」という声が聞こえてくる。しかも2,3箇所から。 かくれんぼで、ゆいもあが頬をくっつける場面では身悶えるような「かわいい」を連発していたが、その後のサークルの圧縮でおっさん達の声しか聞こえなくなった。

 さすがに野外は残響音がなくて音がいい。昨年のメトロックに比べると音圧が少ないような気がするが充分楽しめる。しかも白昼の3人はいつもの暗いステージに比べると断然可愛らしくみえる。
 相変わらずの熱狂のステージも佳境に、KARATEではすぅさんの「みんなの声、聞かせて。 一緒に歌ってくれる? 」に今度は親父達が身悶える。「おまえら、もっと声出せるだろうが」なんて去年は煽られていたのに、私も張り切って「ウォ~ウォ~ウォ~」とか歌っちゃって、こうして書いてみるとすぅさんの掌でいいようにされていたんだと思うと赤面する。
 楽しいライブはRORでクライマックス。WODは危険行為らしく前のスクリーンでも左右に分かれたところは映していたが、ぶつかるところは映していなかった。
よく考えてみたらLIVEは4月のOTFGK以来で、久々のLIVEは高揚感と満足感で半端なかった。

 後の時間は、Crossfaithやmiwaなどかじりながらみたけれど、途中で足がつったりして熱中症の症状?がでてきたので(最近家でパソコンを通しての仕事ばかりして3000歩くらいしか歩いていなかったので単なる疲れかも)、15:30には会場を後にした。 勝田の駅には同じような症状の黒Tを着たおじさんが目立っていた。 無理は禁物ですね。

2016年8月5日金曜日

五輪 日本4-5ナイジェリア ナイジェリア相手に5失点はひどすぎる。

 今日現地入りしたナイジェリア。日本相手に5-0で勝つと言っていた選手がいたが本当に5得点挙げるとは...。 手倉森監督は耐えてチャンスを掴むと言っていたが...。
 本来は前半は0-0で終えて後半スピードで相手を突き放すつもりだったと思うが...。
4得点のエテボ 

 コンディションの悪いナイジェリア相手に5失点とはひどすぎる。守備の入りも悪いしボールの取られ方も悪い。特にハイボールの処理が悪く、いらない失点を繰り返した。 右サイドの室谷は1対1の対応は上手いのだが、高いボールの処理は課題。ブラジル戦のネイマールの後遺症もあったのかもしれない。 アジアの試合は相手の高さもなかったし、試合序盤の相手のシュートミスに助けられて優勝することができたが、世界はそんなミスはしてくれない。
 今日の試合を分析すれば、遠藤を押さえて左右にボールを出すときにボールを奪いバイタルエリアでワンツーで崩せば簡単に得点が奪えるとコロンビアは考えるだろうし、高さのスウェーデンはハイボールをDF裏に多く上げてくるだろう。正直今日の試合を落としたことによって日本の決勝トーナメントへの可能性はほとんどなくなった。

 その他の試合結果

グループA
イラク0-0デンマーク
ブラジル0-0南アフリカ
 イラクはデンマーク相手に序盤こそ押し込まれたが、後半は完全にイラクペース イラクのアリ・アドナン(ウディネーゼ)のFKはなかなかの脅威。10月6日のWC予選(埼玉2002)にも出てくるのだろうか?
 南アフリカは今までにA代表にも勝ったことがあり、日本のようにブラジルをリスペクトしすぎていないし、苦手意識もないようだった。

グループB
コロンビア2-2スウェーデン
 日本を含め各地域の予選を1位で上がってきた国が揃った。 コロンビアは細かくつなぐし、平均身長182.5cmは脅威だ、