2021年11月17日水曜日

W杯アジア最終予選 6戦目 オマーン0-1日本 B組2位浮上 課題もまだまだ多い

 【GK】                    権田修一

【DF】山根視来、吉田麻也、冨安健洋、長友佑都

【MF】     柴崎岳 、遠藤航、田中碧 

           伊東純也、                   南野拓実

【FW】                大迫勇也

46分柴崎→三笘 62分長友、南野→中山、古橋 82分伊東→浅野 88分大迫→原口

オマーンのマンマークの守備に中盤がなかなか前を向けない、サイドの伊東へのマークも厳しくオマーンの選手も足が速く枚数を増やしていて突破ができなかった。 前半左を長友が崩して決定的なシーンで伊東がミートできなかった。

右で崩せない日本は後半三苫を投入して左から何度も仕掛けた。南野をトップ下にして4-2-3-1の従来のシステムに戻したが中での動きが少なくてチャンスが広がらない。中山、古橋の投入で徐々に三苫の近くで動く選手と古橋のDF裏を取る動きで前線での数的有利を作れるようになった。

左サイドの高い位置で中山が相手ボールを奪って、三苫へ そしてクロス
クロスに入り込んだ伊東が中国戦に続きゴール。

前半は中盤3人がバランスをとる動きでそこをマークされてボールが前に運べず苦労した。守田不在で柴崎の動きに注目したが、効果的な動きがみられず前を向いてプレーも出来なかったのは残念だった。 後半三苫投入で彼一人で何度も突破したが、彼を助ける動きが少ないのは今後の課題だろう。 また、止めてパスの連続でテンポもよろしくない。

残り4戦
2022/1/27日本 - 中国
2022/2/1 日本 - サウジアラビア
2022/3/24オーストラリア - 日本
2022/3/29日本 - ベトナム

2022年W杯・アジア最終予選:第6節

●グループA
 ・イラク 0-3 韓国 韓国はボールがテンポよく回っていて調子に良さが目立つ
 ・シリア 0-3 イラン イランはレバノンに苦戦したが順当に勝ちA組はイラン韓国が抜け出している
 ・レバノン 0-1 UAE

●グループB
 ・オマーン 0-1 日本
 ・中国 1-1 オーストラリア デュークが先制すると追加点が入らないイメージがある
 ・ベトナム 0-1 サウジアラビア

2022年W杯・アジア最終予選
グループA試合得点失点勝点
イラン651011216
韓国64208214
UAE6132456
レバノン6121465
イラク6042394
シリア60245112

グループB試合得点失点勝点
サウジアラビア65109316
日本64025312
オーストラリア63219411
オマーン6213677
中国61237115
ベトナム60064120

2021年11月12日金曜日

W杯アジア最終予選 5戦目 ベトナム0-1日本 辛勝ながらも勝ち点3を積み上げる

 GK                            12 権田修一

DF 2 山根視来 22 吉田麻也 16 冨安健洋 5 長友佑都(中山)

MF     17 田中碧(原口)   6 遠藤航    13 守田英正(柴崎)

MF  14 伊東純也                    10 南野拓実(浅野)

FW                15 大迫勇也(古橋)

 コロナ過でベトナム便も少ないところに、チャター機の給油トラブルで機内からも出られず到着がまる1日も遅れた。結局試合前日の練習はコンディションの調整だけという感じだっただろう。 こうなると先発をいじることは無理で、オーストラリア戦の戦い方を思い出すといった感じだったのだろう。

 ベトナムは5バックだが、最終ラインは比較的高く裏のスペースも広かったが伊東、長友には必ず対応する守備があったのでなかなか突破は楽ではなかった。それでも伊東は何度か右サイドを切り開いていた。対応するベトナムのサイドバックはカウンターを恐れてポジションを上げないでいたところを大迫のポストプレーから南野へ、ボールを前に運んだところから冷静に走り込む伊東へのクロスからの先制点は見事だった。

結局この1点しかゴールは認められなかったが、貴重な勝ち点3を積み上げることができた。後半左サイドに浅野を入れて古橋の投入でもっと前線の突破を見たかったが、タイミングが合わなかったり、中盤が上手く捌けなかったりで連携が上手くいっていないところもあってチャンスを作れずにいた。 原口の投入で試合を終わらせたが、課題の多い試合だった。
 オマーン戦までどれだけ連動したプレーができるかと、セットプレーをどれだけ活かすかが課題。中4日間と短いが今までに比べれば調整期間としてはまだあるほうだと思いたい。

2022年W杯・アジア最終予選:第5節

●グループA
 ・韓国 1-0 UAE 韓国は何度もゴールの枠に弾かれて1点どまり
 ・レバノン 1-2 イラン イランは後半追加時間に追いつき逆転で底力がある
 ・イラク 1-1 シリア

●グループB
 ・ベトナム 0-1 日本
 ・オーストラリア 0-0 サウジアラビア 豪はボールを支配しながら勝てなかった
 ・中国 1-1 オマーン

2022年W杯・アジア最終予選
グループA試合得点失点勝点
イラン54108213
韓国53205211
レバノン5122455
イラク5041364
UAE5032353
シリア5023582

グループB試合得点失点勝点
サウジアラビア54108313
オーストラリア53118310
日本5302439
オマーン5212667
中国51136104
ベトナム50054110


2021年11月5日金曜日

清水がロティーナ監督と契約解除 ちょっと遅すぎる


 清水がロティーナ監督と契約解除「変化が必要」後任は平岡宏章コーチが昇格

残り4試合

2021/11/6(土) 14:00 札幌 アイスタ

2021/11/20(土) 15:00 広島 アイスタ

2021/11/27(土) 14:00 浦和 埼玉

2021/12/4(土) 14:00 C大阪 アイスタ

この時期で監督交替はちょっと遅すぎる。32節の柏戦で勝てなかったつけが大きすぎる。今季はそのまま負け続けてロティーナと共にJ2に沈むんだろうと思っていた。

DAZNに加入(代表戦の為)して清水の試合を観たが、中盤でボールを奪った時の前線の動き出しがなかったり、サイドから崩す場面でも前線が同じラインに並んでいて裏に誰も入っていなかったりで選手同士の意思疎通ができていない。そしてセットプレーからの簡単に失点することも多い。相手の圧力にバックパスも多く中盤でのボールの奪われ方もひどい。途中加入の選手も多くてチームの仕上がり具合も悪い。 シーズン当初は監督の手腕に期待していたが、若手の成長もなく外国人と助っ人補強に頼っていて目指す方向性が見えない。 チアアゴ・サンタナのような優秀な選手を活かせないのは何故なんだろう?

 いずれにせよ降格は覚悟しなくてはならない。昨年は降格ないシーズンでチームの底上げをしなくてはいけなかったのに何もできていなかったし、ユースでトップに上がった選手や若手をもっと鍛えることが必要だったのに何もできなかった。チームとしてどういうサッカーをするのかこのチームにはじっくり考えてもらう必要がある。