2022年11月28日月曜日

W杯 2戦目(GL) 日本 0-1 コスタリカ  戦略なき戦いに希望は持てない

吉田の痛恨クリアミスから失点

  アジア予選と同じで引いた相手を崩せない。格上の多いW杯でまさかの引く相手に同じような展開は想像していなかった。

上田の先発は何が目的だったのかはっきりしない(もっと早めに上田にボールをぶつけることをしないと)。

全体的にどう崩すかの共有意識が不足しているので、鎌田もボールを受けたところで前にスペースもないし裏に走り込む選手がいないので崩せない。

相手が5バックになって両サイドにスペースがないのでせっかく入れた入れた三苫、伊東が活きてこない。 伊藤ももっと三苫を信じて使ってもよかった。 後半は前線に人が集まりすぎて、相手ディフェンスを前後に引き出すことも出来ない。

ドイツ戦勝利のお祭り騒ぎも3日間で終わりは淋しすぎる。 かといってスペイン戦に日本が勝つのはドイツ戦より難しいだろう。3戦連続出場になる選手も出てくるが、流石に疲労がたまっていいパフォーマンスは期待できない。

本気でベスト8を目指すのであれば、コスタリカ戦は絶対に勝たなくてはいけなかった。

2022年11月24日木曜日

W杯 1次リーグ ドイツ 1-2 日本 驚きの逆転劇

先発の情報を受けて、富安、守田の名前がなくて残念 


左サイドに長友、久保という小柄な選手の並びも気になる。GK権田も先日のカナダ戦ではいいところがなかったのでセットプレーの守備に不安があった。
前半は4バックでドイツに中央にボールを集められ左右に広げられて伊東、久保が低い位置からの攻撃になってしまって防戦一方になってしまった。 権田のファウルでPKを献上して1点取られたが、カナダ戦と違って権田もDFへの指示もできていたので連携よく、接近戦での強さは素晴らしかった。

後半、久保を下げて富安を入れて3バックにしてその後浅野、三苫投入で両サイドを一つ前に上げてボールの奪えるところが多くなった。 ドイツも楽勝ムードもあったので守備への対応の遅れが目立つようになった。 三苫も守備の時間が多かったが落ち着いたプレーで日本に反撃の時間を作った。 その三苫が中盤からボールを運びドイツDFの間に走り込んだ南野がクロス。飛び込んだ浅野の前でノイヤーが弾いたところを堂安が同点ゴール。日本が理想的な形で得点した場面だった。
その後、板倉がドイツDF裏に入れたボールにドイツは圧力をかけることもなく浅野のもとへトラップ一つでDFをぶっちぎりゴールネット上に蹴り込んだ。流石のノイヤーでも防ぎきれなかった。 なんかエアポケットに入ったような時間だった。

試合の情報はこちら

次はコスタリカ戦 スペインが衝撃的な勝ち方でグループのトップに立つが、富安、酒井はコスタリカ戦は難しそうだ。 守備の要の吉田、遠藤は中3日で出ることになる。いつもより1日短い連戦なので選手の入れ替えは必要になる。 コスタリカは守備のミスマッチが大量失点に繋がったが、ブスケスをフリーにしすぎてガビ、ペドリも自由にやらせすぎた。 しかし、個々の能力が高いのでけっこう難しい試合になる。 また、スペインvsドイツ戦は日本vsコスタリカ戦の後になるのも気になる。

サウジアラビアはアルゼンチンに勝利し、モロッコvsクロアチア、チュニジアvsデンマークは引き分け、イラン、カタールは負けたけれど、アラブ系の選手の独特なボール捌きはヨーロッパや中南米では見られない力強さがある。台風の目になる可能性がある



2022年11月18日金曜日

テストマッチ 日本1-2カナダ 攻守セットプレーに課題が残る

◆日本スタメン◆

【GK】権田修一

【DF】酒井宏樹、谷口彰悟、板倉滉、伊藤洋輝

【MF・FW】柴崎岳、田中碧、

相馬勇紀、浅野拓磨、南野拓実、久保建英

柴崎→相馬への裏を取る先制点は見事だった。柴崎は前を向けているときは本当にいいプレーをする。今日も光るプレーはいくつもあった。守備に関しては頭を飛び越すパスも多かったこともあるが、相変わらずボールへの寄せや予測ができてい。より強度のあるドイツ戦での起用は疑問が残る。

 守備は久々の板倉の起用もあるが、セットプレーの対応の弱さが目につく。板倉も競り負けていたし、権田の指示もあまり出ているように見えなくてこれで大丈夫か? 相手のボールの精度も良かったが、権田も前にでてボールに触れないシーンもあったりして権田のパフォーマンスも怪我以降あまりよくない。 GKは高さのあるシュミットのほうがよいのではないかと思う。

 左サイドに入った伊藤洋輝はアプローチが遅い場面もあったが突破されることもないので、彼なりのプレーを遅らせる対応なのだろうか少々心配なところはあるが無難にこなしていたと思う。 3バックに入ることができるのも彼の良さだ。 長友はどうしても身長差を突かれると対応できないので今大会は出場場面は少なくなるだろう。中山の怪我はちょっと痛かった。

 今回出遅れている、富安、三苫、遠藤、守田が帯同していなかったがドイツ戦には何とか間に合わせて欲しいものだ。

GK    シュミット
DF 酒井 吉田 富安(板倉) 伊藤

MF   遠藤(田中) 守田

伊藤(堂安)  鎌田  久保(三苫)

       前田(上田)

今大会は、シーズン中初のW杯で各国試合をしながらコンディションを上げていける国が優勝するので、本来なら初戦ドイツ戦はチャンスなのだが、セットプレーで崩れないことを祈るばかりである。 とにかくドイツに負けないことが大事。