2014年5月1日木曜日

CL決勝は 史上初 マドリード・ダービー

 今シーズンのアトレチコはファルカオ(コロンビア)のパリへの移籍で苦戦すると思われていましたが、激しくボールを奪い取る守備とジエゴ・コスタの前線でのキープ力から押し上げて相手を左右から崩す攻撃でリーガではレアル、バルサを抑えて首位にいます。
 
 1stレグは徹底した守備に徹したチェルシーに対してホームでスコアレスドローでしたが、お互いに守備の強いチーム同士でホームでチェルシーがどのように戦うかとても興味がありました。
 
チェルシーvsアトレチコ
トーレスが先取点を挙げたのが前半ということもあって、守備的になることができなかったですね。 前半終了間際にアトレチコが追いついたことが大きかったですね。
FWジエゴ・コスタのPKとMFアルダ・トゥランのダメ押し 
アトレチコ 3-1 チェルシー

 結局モウリーニョは攻撃的なチームでは優勝するチームを作れないということになるのでしょうか? まあ、それでも彼の手腕でここまで上がってきたのだし、プレミアでも優勝戦線に食い込んできたのはさすがですね。

 昨日は、レアルがバイエルンを4-0で撃破。今のシステムになって2年連続優勝というのは難しいのですね。

 ということで、決勝は5月24日(リスボン、エスタディオ・ダ・ルス)
マドリードダービーになりました。
 3月2日のエスタディオ・ビセンテ・カルデロンでのダービーの死闘の再現になるのではないかと楽しみです。

ティト・ビラノバの死


 バルサの黄金期をグラウディオラとともに築き、自らも監督してバルサを指揮。アシスタントコーチ時代に発病して一時は治ったと思っていたのですが、監督時に再発。監督をしながら入退院を繰り返し、今シーズンが始まる直前に退任。
 この時点であまりよくないと想像はついていましたが、あれから1年も経っていない彼の死の報告はちょっと驚いてしまいました。45歳というあまりにも早い人生の終焉は残念でたまりません。 このCLの準決勝4チームが彼と縁があったのも何かのめぐりあわせでしょうね。