2018年8月29日水曜日

アジア大会 日本U-21 1-0 UAE U-23 成長しているけれど...

 チームを結成してほとんど一緒に練習できないで大会に臨んでいるので、予選リーグは目を覆いたくなるほど酷かったが、サウジアラビア戦は選手の声も出ていてやっとチームになり始めている感じがした。 

 DF要板倉がいなくて少々心配したが杉岡がしっかりカバーしていた。原-遠藤-岩崎の左のサイドはかなり機能していたが、右は初瀬が全く機能していなくて試合に入れていなかった。足元でボールを受けるタイプなのかスペースのある裏を全く使おうとしない。DFの前でボールを受けては後ろにボールを返すというまるで予選リーグを見るようだった。 右が機能していればもっと点が取れただろう。

 試合は渡辺(東京V)の粘りのあるプレーから相手ゴール前でボールを奪い、上田がゴールをあげて1点を守り切った。 渡辺は攻守に良いプレーをしていて素晴らしかった。

 次は、決勝韓国U-23戦。韓国は優勝すれば兵役免除になるため、ソン・フンミンなどオーバーエイジまで入れて試合に臨んでいてモチベーションの違いが気になる。 勝っても負けてもいろいろと面倒な国ではあるが、プレッシャーのない日本の若い選手にはのびのびとやってほしいものである。 疲れは相当ななものだと思うが、今日の試合内容では韓国に太刀打ちできないだろう。