2018年9月12日水曜日

日本代表新たなる船出 日本3-0コスタリカ

 北海道の地震でチリ戦が中止になったのは残念だった(中止の判断は当然なのですが)。コスタリカよりチリのほうが力はあったので、そのプレッシャーの中でどれだけ戦えるのか見たかった。サンチェスは今回来ていないようだったがビダルのプレーは見たかった。
コスタリカ戦
GK東口順昭
DF室屋成 ⇒MF守田英正後半37
DF三浦弦太
DF槙野智章
DF佐々木翔1G⇒DF車屋紳太郎後半33
MF遠藤航
MF中島翔哉⇒天野純 後半30
MF青山敏弘⇒三竿健斗後半43
MF堂安律 ⇒伊東純也G後半40
FW南野拓実1G
FW小林悠⇒浅野拓磨後半23
というメンバー。守備練習はほとんどしていないということだったが、ベテラン槙野が締めていた。三浦は悪くないが槙野と意思疎通ができていない場面もあったし、パススピードが遅くて少々心配なところもある。しかし、前線へのパス能力は高いので今のサッカーには必要な人材。
前線は南野、中島、堂安とテクニックに優れた選手がいて圧力の少ないコスタリカ相手にノビノビとプレイしていた。中島は本来W杯で見たかった選手だが、乾と同じタイプなので違うタイプの宇佐美を西野が選んだのは納得できた。しかし、中島はトップ下もできるのでこれからは代表で中心になる選手だろう。堂安は少々持ちすぎのところあったが今日はよかった。
 一番驚いたのは南野。ターンの速さとキックの動作の速さ。タイミングだけでチャンスを作れる。以前から上手い選手だと思っていたがずいぶん落ち着いてプレーできる選手に成長していて今後も楽しみだ。10月のウルグアイ戦でどのくらいできるかみてみたい。
 
 今日のコスタリカは5バック気味で守備をしていて、完全に引かれるまえに青山や遠藤が縦にパスを狙っていたし、プレスバックでボールを奪って速く攻めるなどある程度理想の戦い方ができたのではないかと思う。セットプレーやミドルからのシュートで点を獲れるようなることが課題になるだろう。

 森保監督(日本人監督)になって雰囲気も悪くなさそうだし、意思の疎通も上手く行っているみたいだ。 ただし、選手との距離はあまり近くても遠くても徐々に信頼関係は崩れるので、この4年間の手綱捌きは相当難しいものになるだろう。特にベテランをどう活かすかは一番大事になってくる。

 まずは来年1月のアジアカップUAE大会アジアの曲者との対戦で頂点を目指してもらいたい。
グループステージ(グループF)
1月 9日(水) 日本 vs トルクメニスタン
1月13日(日) オマーン vs 日本
1月17日(木) 日本 vs ウズベキスタン