2022年11月24日木曜日

W杯 1次リーグ ドイツ 1-2 日本 驚きの逆転劇

先発の情報を受けて、富安、守田の名前がなくて残念 


左サイドに長友、久保という小柄な選手の並びも気になる。GK権田も先日のカナダ戦ではいいところがなかったのでセットプレーの守備に不安があった。
前半は4バックでドイツに中央にボールを集められ左右に広げられて伊東、久保が低い位置からの攻撃になってしまって防戦一方になってしまった。 権田のファウルでPKを献上して1点取られたが、カナダ戦と違って権田もDFへの指示もできていたので連携よく、接近戦での強さは素晴らしかった。

後半、久保を下げて富安を入れて3バックにしてその後浅野、三苫投入で両サイドを一つ前に上げてボールの奪えるところが多くなった。 ドイツも楽勝ムードもあったので守備への対応の遅れが目立つようになった。 三苫も守備の時間が多かったが落ち着いたプレーで日本に反撃の時間を作った。 その三苫が中盤からボールを運びドイツDFの間に走り込んだ南野がクロス。飛び込んだ浅野の前でノイヤーが弾いたところを堂安が同点ゴール。日本が理想的な形で得点した場面だった。
その後、板倉がドイツDF裏に入れたボールにドイツは圧力をかけることもなく浅野のもとへトラップ一つでDFをぶっちぎりゴールネット上に蹴り込んだ。流石のノイヤーでも防ぎきれなかった。 なんかエアポケットに入ったような時間だった。

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次はコスタリカ戦 スペインが衝撃的な勝ち方でグループのトップに立つが、富安、酒井はコスタリカ戦は難しそうだ。 守備の要の吉田、遠藤は中3日で出ることになる。いつもより1日短い連戦なので選手の入れ替えは必要になる。 コスタリカは守備のミスマッチが大量失点に繋がったが、ブスケスをフリーにしすぎてガビ、ペドリも自由にやらせすぎた。 しかし、個々の能力が高いのでけっこう難しい試合になる。 また、スペインvsドイツ戦は日本vsコスタリカ戦の後になるのも気になる。

サウジアラビアはアルゼンチンに勝利し、モロッコvsクロアチア、チュニジアvsデンマークは引き分け、イラン、カタールは負けたけれど、アラブ系の選手の独特なボール捌きはヨーロッパや中南米では見られない力強さがある。台風の目になる可能性がある