2019年2月2日土曜日

アジアカップ決勝 カタールに敗れる 日本1-3カタール

 イルマトフが主審ということでサウジアラビア戦のイメージがあったのか、守備に激しく行けなかったという感じがした。なんとなく守っているイメージの間に2失点してしまった。 後半に入っても最終ラインはチグハグでよろしくなかった。富安は高さにはいけるが足元のプレーには少々難がある。それでも彼の成長は昌子、植田、三浦とCBの枚数は揃ってきていて厚みが出たことは今大会の一番の収穫なのだと思う。

 一番の弱点はやはりGKだろうか、権田のキックの正確性は流石と思ったがやはりセーブする力は世界のGKに比べるとかなり劣る。シュミットのような長身のGKも出てきているがこのポジションの強化はまだまだ課題が残る。

 遠藤・柴崎から塩谷・柴崎の連携にも問題があった。守備に気がいっていたせいか柴崎と連動して前からの守備に行けなかったのは誤算だった。

 まあ吉田のハンドもあって負けるときはこんなものである。攻撃に関しては堂安を右サイドで使っていたが南野とチェンジしても良かったのではないかと思う。 課題が多く満足のできる試合は一つもない大会であった。 

 大迫だよりのFWからどうやって選択肢を増やすか、中盤のボランチの選手の層の薄さも気になる。 中島に替わって召集された乾も試合感がなく良い状態ではなかった。

 次は6月のコパアメリカ ウルグアイ、チリ、エクアドルと予選リーグを戦う。 優勝したカタールもアルゼンチン、コロンビア、パラグアイと同組で出場する。 異例の時期に代表を送ることになるのだが、海外組にとっては絶好のアピールの場にになるので期待している。