結局は大迫頼みという感じだろうか? 5バックに北川の抜けるプレーは期待できないので、下がって起点になるとか左に流れるとかしないとこういう試合はものにできない。守備もミスが多くて中盤でボールが納まらない。クリエイティブなサッカーをもっと期待していたのだが、コンディションが上がらないこともあってボールへのアプローチがかなりチグハグで自らピンチを作ってしまった。このままではイランにかなりやられることになるだろう。 サウジアラビアのようにボールを止めてパスということはしてこないので、今のままでは守備は破綻するだろう。
大迫がピッチに戻って少し希望も出たが、サイドに追い込んでボールをもっと奪えなければ相手の守備は止められない。この大会では接触プレーがことごとく笛の対照になっているが、ROUND8になって笛は少なくなっている。 イエローカードの累積もなくなるので、もっと厳しくいけるだろう。 とにかくボールの取りどころをしっかり決めて意思統一をしないと無駄な走りばかり増えることになる。
中盤の遠藤・柴崎のコンビもそれなりの試合数をこなしてきているのに、なにかしっくりきていない。リスクではあるが遠藤・柴崎の縦の関係になるようなカウンターの起点になることを期待したい。 イランに攻め込まれることも多くなるだろうが、そこは逆にチャンスになる。
追記 イラン3-0中国
イランは未だに無失点。サイドの守備には少しムラがあるけれど、センターの2枚は隙がない。 中国はDFのミスからすべて失点。今大会吉田のミスが多いので注意。
日本は大迫の復帰と、イエロー累積の出場停止が誰もいないというのがせめてもの救い。南野、堂安、柴崎の疲労具合が心配。