香川が早々にケガで退場したが、そのあとに入った倉田も今一つ絡めない。 4-1-4-1のような形になってしまって、山口の両サイドは相変わらずスペースがあってシリアに使われる、こうなると今野も前にでるのはどうしても遅れる。孤軍奮闘の大迫の近くにポジションをとるべき、久保や原口の入りの遅さもあってなかなかシュートに行けなかった。これで大丈夫なのだろうか?
攻撃に関しても、久保が本来の動きができていなかったし、原口も昨年のようなキレから程遠かった。 後半から久保に替って入った本田は一応の安定感があったが、決定機に決められず、実践不足は否めない。 原口の後に入った乾はエイバルでの活躍もあって体のキレはさすがだった。 ただ、乾は難しいシュートは決めるがボックス内のシュートはバルサ戦以外では記憶にない。 ボックスの外からの強烈なシュートやコースを狙うシュートは大いに期待できる。
いろいろなことが噛み合っていない試合だった。
CLレアル・マドリード連覇
昨年のベニテス解任後のジダンの監督就任で当初は危ないところもあったが、今シーズンは終盤豪華なタレントを使い分けて、5年ぶりのリーガの覇者、そしてCL史上初の連覇とは恐れ入った。 試合に出れられない選手も多いのにチームを去る選手が少ないのは、ジダンが監督であることによるものらしい。(ぺぺとコエントランのポルトガルの2選手はチームを去るようだ。)今シーズンはマルセロが素晴らしかった。そしてバロンドールはロナウドが5回目の受賞なるだろう。この10年間メッシ(5回)とロナウド(4回)とこの2人しか獲っていないもの凄いこと。