しばらく様子見で会場前で立ちすくんでいると、一気に列が動き始めたのでその流れにのってスムーズに入場できた。場所はセンターでPAに近いB3ブロック。周りの人はというと、女性も男性もかなり自分の年齢に近い人が多くて驚いた。50~60代くらい人が多い。ガンズ・アンド・ローゼズってもう少し下の40代だと思っていた。当然若い人もいたが自分の周りには少なかった。となりにはベビメタTを着た40代?くらいの人がいた。個人的にはワンマン以外にベビメタTを着ていない。
13か月前の横アリはSU-METALの伸びやかな歌とバンドをも引っ張るパフォーマンスで音響もよくて素晴らしい二日間だったので、今回も期待していた。しかし、ベビメタが始まりバンドの演奏が始まるとバンドの音がかなりでかい。少し割れるような音もする。 えー大丈夫かこれと心配になった。Periscopeではそれほど感じなかったけれど、ドキモからはすぅさんバンドの音に負けないくらい思いっきりアクセル踏んだかのように歌って凄い力が入っていた。13か月前の横アリでは80%くらい声量で抑えて山で95%くらいでとても聞きやすかったが、今回は最初から95%くらいでかなり無理をしているのが分かった。 それでも、彼女はバンドの音に負けないし、まったくブレないところが凄い。たまたま自分のいたところがそう聞こえたのかもしれないが、ガンズでは音のバランスが素晴らしかったので、ベビメタのPAには頑張ってもらいたかった。
このところ、バンドのメンバー構成が少し変わって瀧田氏がベースに加わったり、Leda神or小神x大神ではなかったりで、ちょっと一体感に欠けるような気がする。瀧田氏も上手いのだが、一人一人が思い切り演奏していて前の3人と分離しているように感じた。30分強という短い時間だったけれど、BABYMETALというこのグループの危うさを感じてしまった。あくまでも個人的な感想ですが....。
それでも客の半分くらいの人はすでにベビメタを知っているような感じで、なんかワンマンのような盛り上がり方でした。バンドの危うさとは逆に私以外のベビメタファンの熱い声援は素晴らしいと思った。ガンズへの歓声よりベビメタの歓声のほうが大きくてそれはそれでちょっと心配になった。
当方、かなりの洋楽音痴でガンズなんてあまり良く知らなかったし、恥ずかしい話、レッチリもメタリカもあまりよく知らないのです。それでも、ガンズが始まるとあれ?これ知ってる。中にはサビを歌えるものもある。Paradise Cityくらいしか知らないとちょっと心配していたのですが、半分くらいは聞き覚えがあって、ガンズってこんなにポピュラーだったのかと思うくらいで、かなり堪能してしまった。隣にいたベビメタTのおじさんはガンズの前に席を立って戻ってこなかったけれど、ほんとうにもったいないと思った。
終演は22:00を回っていて、家に着いたのは23:00。子供に頼まれていたThe ONEのBigTeeも帰りに買えた。28,29日の前売りチケットを会場で販売していて多くの人が買っていて、私も行きたいと思ったけれど外せない用事があって断念した。チケット代高いけれどそれだけの価値は充分あった。