2018年6月20日水曜日

日本2-1コロンビア 初戦勝利 ハメスの投入で楽になった

 
開始早々PKで先行、レッドカードのおまけつきで大きなアドバンテージまでもらった。後は、コロンビアのカウンター攻撃をしのいで、逆にカウンターを仕掛けて追加点と思っていたが、中盤からDF裏に出すボールをファルカオに2度狙われた。守りも挟み込んでボールを取りに行ったが、かわされるシーンがあったりで、アドバンテージを活かせない。 前半39分際に不可解なファウルを取られFK。 キンテロに壁の下を狙われて失点。 ここは川島のポジショニングにも問題があったが、GKとして止めなけらば行けないシーンだった。 川島のパフォーマンス全盛期に比べると落ちているのはわかっていたが、経験を重要視しての起用だったのだろう。 

 前半は、香川がボールに触れない時間が多く、期待の乾のプレーも低調、右のサイドに入った酒井宏樹もDFラインをそろえることを気にして、原口が前に出たところのフォーローに行けなかったりでかなりちぐはぐな時間が多かった。
 後半は、乾が縦に行かずに横に切り返してチャンスをつくり、酒井宏樹も前に上がり好機を作っていて、攻撃へのリズムが出た。 
 59分 ハメス投入FKを決めたキンテロと交代。 投入直後は怖さを感じたが、日本がDFラインでボールを回して攻めてこないので、ボールの取りどころがなかった。こうなるとハメスはボールの受けどころもなく守備に追われてかえって日本にとっては楽になった。
 70分 香川out本田in 
右サイドで起点ができ始める。本田、酒井宏樹とシュートチャンスができてCK 本田のCKを大迫が決めて再び先行する。 大迫も足より頭の方が決定力が高いのだろうか?
 その後、本田、乾の連携ミスからコロンビアに決定的なシーンを作られるが、大迫、原口の必死の守備でなんとかしのぐ。 乾ももう少しサイドをケアした守備をしてくれないといけない。
 終盤はMFがDFライン吸収されるシーンが多く、ボールを持っている相手にプレスに行けずにクロスを上げられるというシーンも目立つ。ミスも多くてまだまだ危なっかしい。
 
 セネガル2-1ポーランドの試合は、セネガルが高さも速さもあって強い。2002年のセネガルを彷彿させる前への推進力があって、ポーランドにチャンスを作らせなかった。実力的にはこのグループで一番強いという印象だ。
 セネガル、ポーランドとも左から正確なボールで右サイドへ展開してくるので、そこへの対応が必要になってくる。乾、長友の背の低さは狙わるので、酒井高徳をどのポジションで使うかがキーポイントになりそう。